恋愛詩 作品No2
ラブレター
好きとか愛してるとか そんなものは愛ではなくて 愛は深くて、遠くて 心の果てで、沈殿しているものなのかも知れない あなたが悲しいのなら 僕はその話を永遠に聞こう 君が辛いのなら 僕は喜んで身を代わろうじゃないか 愛は覚悟なのかも知れない 愛は自我をへし折っても貫くものなのだ 言葉で伝わらなくてもいい 不器用で、あなたに申し訳ないと思います でもでも僕は いつもあなたのそばにいるよ あなたに代わって、眼となろうじゃないか 僕の目は一眼レフさ あなたの代わりに、足になろうじゃないか 僕の足はどんなに走っても壊れやしないから そんなあなたを連れて、旅にでる 人とはそうやって生きてゆくものだと 私のなかの先人がつぶやいている 私は覚悟する いや、愛とは覚悟するものなのである なあに、気にかけることはないさ 僕はいつだってあなたのそばにいるよ そして 「生まれ代わっても、愛している」